お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2008年12月11日木曜日

グーグルアースで見えるウルムチは

烏拉泊故城を見学して高速道でウルムチに戻った。途中で高速を降り、高架の下を東へ行くと間もなく国際大バザールだった。
グーグルアースで見ると、この高架の北側に蘇公塔を模したミナレットが広場にそびえるバザールがあった。

そこにはモスクのような建物もある。中心の建物の地下にはカルフールも入っていた。

その後連れて行ってもらった烏魯木斉書店の北側に広場のようなものがあったと思って探した。
あまり目立たない広場だったが、この時車中より撮っていた写真に、頂上に2つの飾りのある長円形の高層ビルがあった。それを記憶を辿ったあたりで探すとあった、あった。デジカメで所かまわず撮っていたが、こんな時に役に立った。
広場もあった。四角い緑色のところだ。烏魯木斉南門というところらしい。そこにはさすがに羊が争っている像はわからないが、青い四角錐のような建物が黒っぽく写っている。


昼食後人民広場の傍を通ったのだが、人民広場をグーグルアースで探すと、先程の本屋のある広場の東北にあり、さほど離れていないことがわかった。ということは、食事をした店のあるあたりもかなり限定される。

人民広場の傍の道は、前夜雨の中通ったことを思い出した。ということはその時、希望していた刀削麺を食べに連れて行ってもらった店もそう遠くないのだ。

紅山公園を遠くから眺めながら博物館へ向かった。
紅山公園は泊まったホテルのすぐ近くだったので、ホテルも確認できた。交差点に円形の歩道橋を見かけたが、それも円・楕円・X状のものが架かっているのがわかる。

そして、新疆ウイグル自治区博物館を見学したのだが、当時はまだ新しい建物を建築中で、仮の展示棟のようなところで展観していた。ちらっとしか見ていない建物をグーグルアースで探し出すのは難しかった。
八田さんの「新疆からヤクシムスィズ」の2005年9月23日付けやっとオープン!博物館新館で新しい博物館についての記事と建物の写真があった。変わった形で青いドームがあるので、それを探してみたらグーグルアースにその建物が見つかった。

我々の入った仮博物館はすでになく、現代建築の立派な建物が建っている。博物館からウルムチ空港は割合に近かった。
ウルムチ空港はクチャから到着する時と、帰国に向け北京に飛び立つ時の2回利用する予定だったが、台風のため変更になり、上海からウルムチに飛行機で来たので、3回目の利用となった。

上海からウルムチに到着した時は真っ青な空だった。馬さんが迎えに来てくれ、車でウルムチの市街地へ向かう途中でガスの補給にガソリンスタンドに立ち寄った。その時、高架の道路の向こう、植林した木以外は植物が生えていないような山の斜面をウルムチ駅に向かって走る列車を見かけた。
その線路をグーグルアースで探したら、泊まっていたホテルの西へ2.7㎞ほどのところにあった。

このように、海外で一度通っただけのところが真上から確認できて面白いし、通った道や行った場所との位置関係が把握できてグ-グルアースは楽しい。