お知らせ

イスタンブールを旅してきました。目的は、ミマール・シナン(正しい発音はスィナン)の建てたモスクやメドレセ・ハマムなどや、ビザンティン帝国時代の聖堂の見学でした。でも、修復中のものもあり、外観すら望めないところも多く・・・ 詳しい事柄は忘れへんうちにに記事をのせます。

2008年7月22日火曜日

8日目-1 万丈窟(マンジョングル)へ


今日は済州島の観光後釜山へ移動するので、荷造りをするために6時半に起きた。 ホテルで買ったパンの残りを牛乳と野菜ジュースで食べたが、それでも食べきれなかった。 チェックアウトをして玄関を出るとキムさんが待っていた。
お早うございます。荷物はトランクに入れましょう
いつもタクシーのトランクには1つしか入らないんで、助手席に1つ置いてもらえますか
私の車はトランクが大きいから大丈夫です
見ると凹みがあって、2つ重ねて入れることができた。そう言えばキムさんの車は今まで乗ったタクシーの中で一番大きくて乗り心地が良かった。
キムさんの車はどこのですか?
キアといいます
起亜自動車の車らしい。予定通りに8時半に出発。
今日は済州島の東部に行くことにしていた。新済州から済州へ、そして郊外へ出るまでに、結構時間がかかった。右側に漢拏山(ハッラサン)が見えるはずなので、ずっと右を見ていた。今日も快晴なので、建物の間からも見えていたが、なんとか山全体を撮りたい。とり続けて、やっと撮れたのがこれでした。  はっらさんが視界から消えると小さな山々が見えてきた。
全部はっらさんの寄生火山です  寄生火山がまばらになってきた。他に写そうとしながらなかなか撮れなかったのが、この畑の石垣。
火山岩の石ころを適当に積んだ風な石垣が至る所に見られた。隙間だらけでなんとものんきな石垣やなあと見ていた。
済州島には強いものが3つあります。それは石と女と風です。石は火山の島ですからいくらでもあります。女の人は長生きします。そして風は強いですが、韓国では、済州島があるふめに、台風は日本か中国へ行くので、韓国にはあまり上陸しないと言われています
ふーん、石垣は隙間があった方が風が通るので、強風でも倒れへんのやね、なるほど。 万丈窟に到着、9:14。これは一体何?
『新個人旅行韓国』は、全長13.4㎞という世界最長の溶岩洞窟。その1㎞地点まで見学できる。洞窟内は溶岩が流れ出た跡を残す壁や巨大な石柱などで神秘的という。チケット(1人2.000W)売り場へ向かう途中にも熔岩が固まっている。建物の左の階段を下りるといきなり万丈窟。
今9:20です。だいたい40分で見学できますから、10時に車のところに来て下さい。中は暗いので写真は撮れません  階段を下りると暗闇だった。ビデオには何も映らなかったが、撮れていなくても2人で写真を撮りまくる。
巨大な洞窟だった。ところどころに足元を照らすライトがあるのでかろうじて歩けるが、床?もでこぼこなので要注意、9:23。 壁面には横縞の擦れた跡が続いている。
なんでこんな空洞ができるんや?
溶岩が地表の斜面を帯になって流れたら、表面が冷えて黒くなる。その中を流れる熱い溶岩が更にその先に流れ続けるから、残った表面が洞窟になるんとちがう?
この擦れた線はなんや?
冷えて固まった表面の内側を溶岩が流れて氷河みたいに削っていったんとちがう? そんならこの岩はなんや?
迷子の溶岩が力尽きてここで止まって、こんな風に固まる成分の溶岩やったんやろ  ※参考文献
「新個人旅行韓国08-09」(昭文社)
サブマリンツアーのパンフレット