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中央アジア各国の旅行記が完成したので、西アジアのイラン旅行をまとめています。
その中で気になるものについては、忘れへんうちにに記事を載せていきます。

2015年8月26日水曜日

サマルカンドで街歩き4 ルハバッド廟2


祈りの声が止み、先ほどの婦人たちは立ち去った。
続いて幾何学文の腰羽目を撮っていると、それは修復の新しいタイルだとホジャが教えてくれた。
できるだけきれいなのを写そうとしていたのだが、そう言われれば、確かに新しい。
今では読めないが、アラビア文字が書いてあるのがオリジナルなのだそう。
なるほど。

南側に廻ると、ホジャは掃除を始めた。そうだ、朝は掃除の時間だった。
南側の扉はあまり古くなさそう。でも、文様は美しい。このような文様は初めてみた。

またホジャは言う。西側の扉はオリジナルだと。
扉の内側には文様はなく、浮彫した板を組み合わせてある。
一番上
左扉
四弁花文を中央に置き、花弁の先から出る数本の蔓が伸びて、外側に様々な文様をつくっている。
右扉
中央にアラビア文字の銘文、左右に蔓草文が、浅浮彫で表される。どちらが古いのだろう。

中段上
そのアップ
橋の文様帯は蔦の葉を下向きにしたような輪郭の中に文様を彫り、外側には蔓草文が細く刻まれる。
中央の文様は七弁花文と蔓で複雑な文様を表している。共に浅浮彫。

中段下
小さな四角形と大きな長方形が左右逆に配置されていて、文様はそれぞれ同じ。
下左
中央には七弁花文4つで四弁花文とする。
一段低いところに数本の鋸歯文が浅浮彫される。

最下段
幾何学文だった。
右扉側のアップ
鋸歯文の組紐が、6点星と六角形の輪郭となっているが、組紐の交差する箇所では、必ず越えたりくぐったりしている。


このようにして廟の外に出たので、ホテルへ向かうことにする。
ルハバッド廟の影が私の進行方向を示しているが、芝生になっているので、右側の道路に面した通路を通った。
この辺りは公園として整備されている。こんなベンチに座って、グル・エミール廟やルハバッド廟をゆっくりと眺めたいものだ。
昨日グル・エミール廟の周壁東外のお店で買った絵葉書には、グル・エミール廟だけでなく、今朝歩いて来た町や、アク・サライ廟も写っていた。

公園から道路を渡るとアムール・ティムール像が現れる。

車はかなりの速度で交差点に入ってくるので、信号のない場合は命がけ。信号はあってもすぐに変わってしまう。
広い通りの間もよく整備されていて、ベンチがところどころにある。
また道路を渡り、ホテル近くにバス停を見つけた。ちょうどバスが停まったので写したのだが、後でかなりの人たちが私の方を見ていることに気がついた。
少年がひとり写真を撮る私に興味があるらしく、バス停からやってきた。
記念に写させてもらった。


          サマルカンドで街歩き3 ルハバッド廟1
                       →サマルカンドで街歩き5 レギスタン広場へ

関連項目
ルハバッド廟にロマネスク様式教会のような控え壁
サマルカンドで街歩き1 レギスタン広場からシアブ・バザールへ
サマルカンドで街歩き2 アク・サライ廟を探して