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中央アジア各国の旅行記が完成したので、西アジアのイラン旅行をまとめています。
その中で気になるものについては、忘れへんうちにに記事を載せていきます。

2016年8月11日木曜日

ソンクル湖から


ユルタ村を出発。バスは湖を一周するものと思っていたが、昨日来た道を戻っていく。

湖の砂嘴で草を食む馬を眺めていたら、その前を疾走する羊の群が横切っていった。

すぐにエーデルワイスの大群落があり、写真ストップ。
近くよりも遠くの方が密生している。そう見えるだけ?

なだらかな丘の斜面には、両側から弧を描くような筋が数本見られる。どんな風になっているのか、歩き回ってみたいなー

その下では馬の放牧とユルト。

ただ1本のソンクル川だけが湖から流れ出ている。

同じ景色でも、明るい時には、昨日は気付かなかったものが見えてくる。マウンド状のものが幾つかあった。
サカ族の古墳だという。標高3000mを越すこんなところに墓を造っていたとは。

ソンクル湖を後にする。カルマク・アシュー峠は少し雪が残っているところを撮影しようと思っていたが、どう写そうか迷っているうちに通り過ぎてしまった。

峠を越えて小型バスの終着地点サリブラクへ。

昨日は午後も夕方に近い頃に通ったが、本日は朝の8時台。日の当たるところが違うため、昨日とは違う斜面で高山植物を鑑賞する。
シソ科オオキセワタ属の大群落のところで写真ストップ。
シュマルハウセニア・ニュドランスという大きな高山種のアザミもポツポツと。

向こうの斜面のタカネグンナイフウロの大群生もみごと。

再び移動。同じ谷でも登りと下りでは景色が違う。

カルマク・アシュー峠方面を振り返る。この辺りは黄色い花が一面に咲いている。

前の山を車窓から眺めて通り過ぎてしまうのかと思っていたら、ここが次の写真ストップだった。
右下斜面を羊たちが通っていく。
もちろんお花畑があるから。
タルバガン(シベリア・マーモット)の巣穴はあったが、出てこなかった。
人びとも羊たちも急がない。

ここからサルボラクまでは一気に下っていった。
川には昨日よりもたくさんの馬が食事中。やはり人はいない。
別の羊の群が高原にちらばっている。

家畜小屋のある農家も遠くにあった。

何とも言えないこの山の襞。
そんな襞から集まったそれぞれの水の流れ。赤い山肌といい、独特の景観やねえ、この辺りは。
やっぱり古代テチス海の海底に堆積したところだった。ちょっとだけ顔を出している雪の残る山々はソンクル湖を囲んでいる。火成岩もあり、堆積岩もあるというソンクル湖って、テチス海の海底が隆起して以降にできた火山の火口湖?それとも海底で噴火したのだろろうか。

もっと下ると赤い山々は低くなり、遠くの白い山並みが見えてくる。手前には水の流れに沿って灌木が茂る拠水林。

サリブラクに戻り、大型バスに荷物の積み替えをしている間、添乗員金子氏が、またしても珍しい花を紹介してくれた。
このたくさんの花を付けて重そうなものは「ラクダの薬草」と呼ばれているのだとか。
詳しくはこちら

          ソンクル湖畔で朝散歩←    →アク・ベシム遺跡


関連項目
ソンクル湖から下る斜面に咲いていた花1
ソンクル湖から下る斜面に咲いていた花2